12人の怒れる男 映画

エンディング、衝撃的でした。


父親殺しの殺人罪容疑がかかる少年の、陪審員の会議室が舞台です。

有罪となるであろう証拠が多数ある中、ギルティ11人、ノット・ギルティ1人の投票から物語は始まります。
とにかく演出と物語性がすごい。

演出っていうのはこの映画では時間軸を指します。それは勿論殺人当時の時間や会議室での時間。そこにまぶされる個人の身の上話。価値観。

先生方におすすめされ、ついに見ることができたのですがすごいなこれ。視野が広がる上に、裁判一つの重要性が鑑みえます。


最初は適当な彼らですが、最後には全会一致の投票をしてこの部屋を去ります。

また外国ならではの特徴も感じました。
それは
発言すること。尊重すること。素直になること。

自分の考えを屈することなく伝えてゆくことはすごく姿勢を学べました。
また、年齢問わず、意見を尊重することの必要性や自分に非があることを認める大切さを感じました。


最後のエンドロール、
ジャズ調の音楽でなんて平和的なんだろうと感じましたが実は映画の中ではほとんど音楽がBGMが流れることはないんですよね。
だからこそ、終焉を迎えるにあたってこのゆったりとした曲をあえて選んだのでしょうかね。


これは、またもう一度見ます。

因みに私が見たのは改定版のほうです。
白黒原作も、いつか見てみよう。

september

季節の 備忘録

0コメント

  • 1000 / 1000