米澤穂信 犬はどこだ



まだ読んでる途中なのですが、一言。

ううぁあ...!!!!

もう混乱!!!!

米澤さんの今までの?書き方に脳みそが固まっていた私にとっては難しいの一言。

弱っちい主人公が多いじゃないですか。

たしかに、この作品でもキャリアの病気持ち元銀行員調査員が主人公ではあると思うのですが、
色々と成功したあとの、また一見変わった主人公なんですよね彼は。

でも頭が動くというよりは推理する光景があまり描かれていないのです。
なんでだろう、なんでだろうと悩んでばかり背景が動いてゆく限り、みたいな。

でも米澤さんの表現力はこうまで幅広いのでしょうか。

歴史研究家の書いたとされる文の表現力が圧倒的で、文のリズムが狂わされてゆくのです。

私はそういう歴史的な文章が苦手なので急に苦手な文調に変わり読み方も変わっていきました。
うーん読みづらい!!

まさか1冊でこの混乱のさせよう。

いやいつも混乱させられているのですが、
こうも文体を変えられるかと。

衝撃過ぎて授業中に本読むのやめました華の一女。


一風違う米澤穂信を垣間見た気がします。

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